天台への道を訪ねて

去年の雑誌の特集に載っていた写真の風景が

忘れられずに、雪がとけて暖かくなったら絶対に行こう!と

思っていた、垂水遺跡に行ってきました。今日は珍しく長文です。

東北中央道も通り、山形まで前より行きやすくなったことも

あります。有名な山寺から少し離れたところに、その遺跡は

ひっそりとあります。

山寺の駐車場に着いて、車を停め鍵を預けると、すぐにお店の

方がマップを渡してくれましたが、あいにく、そこには山寺の

地図しか載っていませんでした。

 

私:あの~ですね、垂水遺跡に行きたいので地図ありますか?

*垂水遺跡とは慈覚大師円仁さんが860年に開山した

山伏の修行の宿跡です。大正時代まではそこで修行が行われていたそうです。

 

 

 

 

お店の方:えっ?垂水遺跡ですか?なんでまた、そこに?でも地図は

ありますよ。だとすると、車は千手院に止められた方がいいですよ。

おととい、熊が出ましたけど、熊鈴持ってきてますか?山寺は皆さん行かれて

賑やかですけど、垂水はだれにも会わないと思いますから・・・。

私:??? 熊?ですか?熊鈴は・・・ありません。売ってますか?

お店の方:あいにく熊鈴は売ってません。熊も出ますし、最近赴任した

小学校の校長先生もどうしても行きたいと途中まで登ったら、さるに囲まれて

持っていたペットボトル投げつけて逃げてきたそうですよ。それでも行きますか?

私:??? (敢無く撃沈)せっかく来たので千手院まで行ってから

決めます。ダメなら山寺に変更します。

店を出て、車に乗り込もうとしたら、お店の方がチャリンチャリンと

熊鈴鳴らしながら、店に一個ありました。持っていってください。と、走って

追いかけて来てくれました。(感謝です。)

ちょっと勇気が出て、千手院の観音様にご挨拶。本堂へはどうぞご自由に

お入り下さい。と書いてありました。 横には注意!!必ず戸を閉めてください。

サルが入ってきます。またまたビビりました。

目に見えない世界は怖くはありませんが、熊や猿は怖いです。

無事に参拝できますように、とご挨拶して、うっそうとした暗い道なき

道を登り始めたら、急に頭上でバサバサと木が揺れ本当にビビり、引き返しました。

ちょうど拝殿横の授与所に氏子さんかなと思われるおじいさんが2名いらして

今までの一連の事を話すと、まぁ、お茶っこ飲んで一息入れて。と

お茶を入れてくださいました。ここらは熊、サル、そして、猪が最近は多いなぁ。

でも熊鈴あったら行けるんじゃないか。100%の保証は出来ないけど。ワハハと笑われ

これで行ける気になり、ここからは勢いで登りました。本当に道なき道です。

15分程ぬかるんだ、うす暗い道をあるき続けたら

こんな神秘的な場所がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今までに感じたことがない位に清々しい場所でした。

お不動さんの前で弱い心ともし今私に魔が付いていたら

祓ってください。とお願いしたら、本当にスッキリ×2乗くらいの

気持ち良さを感じました。

帰りは心身共に軽くなり、と言うより気持ち良くなりすぎて

眠たくなりました。

帰り道も油断せず熊・サル・猪から守ってください。それと

今ぶんぶん飛んでいる蚊にも刺されたくないので守ってください、最近は

蚊に刺されるとものすごく腫れてしまうので。とお願いすると、いつもは蚊に刺されるのに

全く刺されませんでした。しかも、降りるときに横に白い蝶が飛んでいて

下山するまでずっと一緒でした。不思議です。ものすごく心強かったです。

千手院へ戻るとおじいちゃんがまた待っていてくれて

お茶っこ飲んでいけ~と。笑顔が素敵な方でした。

熊鈴をお借りしたお店に戻ると、お帰りなさい。と

働いてる方みなさんが出迎えてくれました。

お店の方によると、私は垂水が好きて時々行きますが、先日は

きれいな声がするので上を見上げたら、フランスから来たお嬢さんは

祈りの歌を捧げてましたよ。素敵でしたよ。と・・・。

あそこは不思議で素敵な場所なんですよ。地元の方もなかなか

いきませんけどね。と。

 

熊や猿は実際に出ていますし、行っても大丈夫?と聞かれると

そこはご自身の判断になりますが、本当に強力な場所でしたよ。

きっと知らないけど、たくさん素敵な場所があるのでしょうね。

今日は連休中日ですね。

皆様どうぞ素敵な休日をお過ごしくださいね。